【学力向上】歴史は暗記しても点はとれない。
親世代からすると社会という科目には、暗記すれば点がとれる!という印象をお持ちの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
実はその考え方は、化石並みに古い考えだということを知っていますか?
もし自分の子どもに「社会なんて暗記すりゃ点とれるだろ」なんて言っているのであれば、即刻改めるべきです。
そのままでは、親のせいで子どもはいつまでも誤った認識を持ったまま勉強に取り組むことになってしまいます。
暗記はゴールではなくスタート。
暗記しても点がとれないと言いましたが、決して暗記の必要がないわけではありません。
暗記は非常に重要なファクターのひとつです。ただし、今と昔ではその活用の仕方が異なるということです。
〈過去〉
覚えた用語を書けばよい。
〈現在〉
覚えた用語の内容や背景、理由を説明出来ないといけない。
つまり暗記が不要なのではなく、むしろ必要不可欠なものです。
ただし、暗記だけでは意味がないということを理解しなければいけません。
大切なのはその用語は何なのか、背景は何か、何故起きたのかなどを正しく理解し、説明できる能力だということです。
親世代より難易度は上がっている。
まず過去と現在で、社会の難易度は上がっていることを理解する必要があります。
もはや暗記だけでは成績が上がらない科目になっています。
用語説明や理由説明など、記述できるような勉強法が必要です。
アウトプットしながらインプットする。
社会の効果的な勉強法として、問題集を反復して解くというものがあります。
いちいち教科書にアンダーラインを引いたり、内容をノートにまとめたりするよりもよっぽど効果的な手法です。
ここで意識してほしいのは、用語の内容を確認することです。
楽市楽座とは何なのか?その結果どのような影響があったのか?など、このようなことを教科書を用いて確認します。
これを繰り返すだけで、社会苦手から脱却することが可能です。
現在の入試の出題方式を正しく理解して、正しい勉強を行いましょう。